以前コネタで、トマトに醤油や砂糖をつけるユニークな食べ方を紹介したことがあるが、なんと先日、トマトと醤油がひとつになった調味料を見つけた。それが「平取(びらとり)とまとしょうゆ」。販売しているのは、北海道の老舗醤油メーカー、福山醸造株式会社だ。
ガツンとトマトの味がするわけではないが、フルーティで丸みのあるテイストが個性的。コクがあるのに爽やかで、料理に使えば風味がぐっと増す。和風ステーキや和風パスタと特に合うそうで、焼き魚・チーズ・アボカドなどにもオススメ。かけ醤油としても使いやすい。
同社の担当者に開発のきっかけを聞くと、
「新たな“だし醤油”を北海道産の原料で作れないかと考え、トマトに含まれるうま味成分に着目しました」
だし醤油自体は全国各地で作られているが、昆布やかつおなど海産物を使ったものが多く、農産物を使っているものは珍しい。
トマトにはうま味の元となるグルタミン酸が含まれており、欧米ではピューレやケチャップ、ソースなどの素材としてもポピュラー。だが、醤油と組み合わせるとなると、苦労も多かったという。
「トマトのうま味と爽やかな風味は醤油と相性がよいのですが、トマトの青臭さは雑味となってしまいます。そのため、まずはトマトの産地を選定することから始めました」
結果、商品名の一部でもある北海道平取産のトマト「ニシパの恋人」を選択。さらに、醤油とトマトのブレンド割合を決めるにも試行錯誤を重ねたそう。また、北海道の原料にもこだわり、北海道産の大豆と小麦を使用した「北海道丸大豆しょうゆ」を使用。化学調味料を使っていないのも特徴だ。
商品は2007年より販売をスタート。最初はトマトと醤油の組み合わせに驚く人が多いようだが、口コミでじわじわ人気が広まっている様子。現在は、トモエオンラインショップ、北海道の土産物店、百貨店などで購入できる。
ちなみに同社では「贅沢風味醤油シリーズ」を展開しており、「平取とまとしょうゆ」もそのひとつ。
ガツンとトマトの味がするわけではないが、フルーティで丸みのあるテイストが個性的。コクがあるのに爽やかで、料理に使えば風味がぐっと増す。和風ステーキや和風パスタと特に合うそうで、焼き魚・チーズ・アボカドなどにもオススメ。かけ醤油としても使いやすい。
同社の担当者に開発のきっかけを聞くと、
「新たな“だし醤油”を北海道産の原料で作れないかと考え、トマトに含まれるうま味成分に着目しました」
だし醤油自体は全国各地で作られているが、昆布やかつおなど海産物を使ったものが多く、農産物を使っているものは珍しい。
トマトにはうま味の元となるグルタミン酸が含まれており、欧米ではピューレやケチャップ、ソースなどの素材としてもポピュラー。だが、醤油と組み合わせるとなると、苦労も多かったという。
「トマトのうま味と爽やかな風味は醤油と相性がよいのですが、トマトの青臭さは雑味となってしまいます。そのため、まずはトマトの産地を選定することから始めました」
結果、商品名の一部でもある北海道平取産のトマト「ニシパの恋人」を選択。さらに、醤油とトマトのブレンド割合を決めるにも試行錯誤を重ねたそう。また、北海道の原料にもこだわり、北海道産の大豆と小麦を使用した「北海道丸大豆しょうゆ」を使用。化学調味料を使っていないのも特徴だ。
商品は2007年より販売をスタート。最初はトマトと醤油の組み合わせに驚く人が多いようだが、口コミでじわじわ人気が広まっている様子。現在は、トモエオンラインショップ、北海道の土産物店、百貨店などで購入できる。
ちなみに同社では「贅沢風味醤油シリーズ」を展開しており、「平取とまとしょうゆ」もそのひとつ。
姉妹品に「トモエ雨竜にんにくしょうゆ」「トモエ厚岸かきしょうゆ」「トモエ北海道ほたてしょうゆ」(各150ml、475円税別)もある。
奇をてらっているようで、味は正統。いつもの料理をちょっと贅沢な味わいに変えてくれそうです。
奇をてらっているようで、味は正統。いつもの料理をちょっと贅沢な味わいに変えてくれそうです。