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2011年9月20日火曜日

本屋に並ぶ防災グッズには何が入ってる?

本屋にあるものは何も紙製のものだけじゃない。まあ筆記用具類はともかく。もう最近でもないが、付録つき雑誌とか抱き合わせとはいわないけどそんな感じの関連グッズとか。

人気ブランドのバッグが付いてくるブランドムックや、レンジで簡単に料理できるシリコンカップ等は本屋でよく見かけますが、防災グッズが並んでいるのを発見! 早速手にとってみました。

それが木楽舎から発売された『地震イツモキット』。中身を確認するとこんなものが入っていました。

●ハンカチ(50cm×50cmの大きなサイズ)
●ホイッスル
●LEDライト(ホイッスルと一緒にカラビナに付いています)
●地震イツモキットハンドブック
●緊急連絡カード

ハンカチには怪我をしたとき等、緊急時のさまざまな使い方がイラストで紹介されていています。ホイッスルとライトはカラビナに付いていて、2つまとめてバッグなどに付けておけるのも、忘れっぽい私にとってありがたいところでした。

この防災キットは、阪神淡路大震災で被災された方々の意見を参考にした防災マニュアル本『地震イツモノート』を元に作られたとのことで、木楽舎の担当の方にお話を伺ってみました。

「地震の備えは“モシモ”ではなく“イツモ”というのが『地震イツモノート』の強いメッセージです。この度、東日本大震災では多くの方が被災され、改めて防災への関心が高まりました。そこで『地震イツモノート』の知恵をグッズ化できないだろうかと考えました。このキットは書店で販売されますので、それほど意識の高くない(わざわざホームセンターなどへ行って防災グッズを購入しないような)方々へ向けても、防災意識を喚起できるのではと思いました」

具体的には、カラビナ付ライト&ホイッスルは、阪神淡路大震災で閉じ込められた際、「あの時ホイッスルがあれば……」という声が反映され、ハンカチには“ひとつでたくさんの機能のあるものを”というメッセージが込められているそう。

また、ポップなデザインも私が手にとってしまった理由のひとつなのですが、「単なる防災グッズということではなく、普段からオシャレに使ってもらえるデザイン性の高い商品を心がけ、常に身につけていただけるようにしました。

また『地震イツモノート』と合わせて大切な人、家族、友人へのプレゼントにもしていただけるようイメージして製作しています」とのこと。

自分用はもちろん、大切な人への贈り物にいかがでしょう?