普段着なのに後で何かのキャラクターに似ていることに気が付いて恥ずかしくなった・・・なんて経験も聴いたことがある。が、多少の紙一重ならばこんなチャレンジなどもいかがだろうか。
以前、「サク柄のアロハシャツ」というアイテムを紹介したことがある。ジャングルを思わせるヤシの葉から現れるザクとジオンマークを迷彩柄の上にデザインした、こだわりのアロハシャツだった。
だが、夏は終わった。寒い季節に備えたい。というわけで、12月中旬より株式会社コスパより発売されるのは『ザク中綿ブルゾン』。
またしても“ザク”だが、今度はブルゾンである。
とにかく、画像をご覧いただきたい。このアウターのフードを深めに被って、ジップを閉めると……。着てる本人が、ザクになる!
「通常は普段着として通用するけど、実はおもしろ機能が付いている。密かに、こんな仕掛けが施されている……。そんなアウターを、あえて狙いました」(同社・担当者)
そう。「普段着として街中で着ても、カッコいい」という点が、大事なのだ。しかし、その気になればザクになれる。
「ザクは、ガンダムを代表するモビルスーツです。当社の商品でも、全キャラクターの中で1、2を争う人気を誇っています。普遍的な人気でザクに対抗できるとしたら、『ガンダム』の中でもシャアくらいじゃないかなぁ……」(担当者)
同社では、上記のアロハシャツ以外にもTシャツやジーンズなど、ザクをモチーフとしたアイテムの開発を10年以上繰り返してきていた。
だが、今回のアウターのインパクトは格別。なにしろ、ザクになりきれてしまう。
「このように何かになりきれるアイテムとして、過去に『ドム フルジップパーカー』も発売しております」(担当者)
これも、スゴい。パーカーの最上部にまでジップを閉じると、我が身がドムになるという驚愕のシロモノ。こちらに関しても、普段使いとしてのカッコ良さはキープされているようだ。
それらの“なりきりコレクション”の好評を受け、今回は待望のザクの登場。しかも、今季は待望のアウターである。
「ガンダム系でのアウターの発売は今までにもありましたが、ザクに関しては初めてです」(担当者)
このブルゾンには軽くて暖かいミリタリー風の中綿が入っており、カラーは“ザクブルゾン”の為に染めたミリタリーグリーンを採用。
ファスナーは逆開式で、スタイリッシュな独特のフォルムを可能にしている。
様々なディティールに、小技を効かせているのだ。
そんな『ザク中綿ブルゾン』は、同社のホームページにて予約が受け付けられている。価格は11,550円(税込み)。
「ザクは、その形自体が人気のモビルスーツです」(担当者)
人気の形に自分がなりきることのできる、“ザクブルゾン”。「寒い時代だ」と嘆くより前に、このブルゾンで是非とも熱い冬を過ごしていただきたい。