ストレスが溜まったり身体がなまったりしたときはまず運動、成人と子供が混じってできるものには限りがありますが、ある程度の交流はあったほうが望ましいですね。
長い長い復興までの道のりのうち、一体これまでにどれだけ進んできたのか、まだまだ先が見えない状況ではありますが、東日本大震災からちょうど半年の9月11日(日)に、小学生と保護者の方たちを対象にスポーツで仙台を元気にしようというイベント『フラッグフットボール体験会』(参加費無料)が開催されます!
このイベントを企画されたのは、震災直後に日米の学生たちを中心に立ち上げられた『WAproject(WAプロジェクト)』というボランティア団体。そこでWAprojectの水野崇さんにお話をお伺いしてみました。
「WAprojectはあまりにも甚大だった東日本大震災の被害を、海外も含めたより多くの方々に知っていただき、今後も長期に渡るであろう震災支援に少しでもご協力いただけるように呼びかけ続けていくことを目的に始められたボランティア団体です。そのため世界中に7億人以上という登録者を誇るFacebook(フェイスブック)をプラットホームにして、できるだけ多くの方に『いいね!』クリックをしていただき、いつかは世界を動かす大きな力……WA(輪)を作りたいと思っています。そのようなWAのひとつとして、被災地の方々に一刻でも震災のことを忘れて、大人も子どもも夢中でスポーツに熱中できる機会を作ることができないかと、フラッグフットボール体験会を開催することにしました」とのこと。
耳慣れないという方もいらっしゃるかも知れませんが、フラッグフットボールというのはアメリカンフットボールを基にアメリカで考案されたスポーツで、“タックル”の代わりにプレーヤーの腰の左右につけた“フラッグ”を取るというもの。接触がなく、1チーム3~5人で楽しむことができ、攻撃のたびに作戦を考えたり、みんなで協力して得点を目指すという特徴から、「試行錯誤を繰り返す」、「空間認識能力を身につけられる」「達成感を味わえる」ということが注目されて、小中学校の新・学習指導要領にも登場した新しい球技なんですよ。
もちろん当日は現役の東北学生アメリカンフットボーラーが講師として指導してくれるので、初めてフラッグフットボールにチャレンジしたいという方も大歓迎! さらに参加された方にはもれなくお子様おひとりにつき1つずつアメリカンフットボールがプレゼントされる他、イベント当日午後にキックオフの東北学生秋季アメリカンフットボール・リーグ戦の観戦チケット、当日の記念写真などがプレゼントされますよ。
また放射能汚染についてですが、会場の宮城野原公園総合運動場の放射能汚染値は公式発表に基づいて問題ないとWAprojetが判断し、開催を決定されたとのこと。
元気にカラダを動かすことで、一刻でも震災を忘れ、心の活力を蓄えることができるきっかけになるのではないかと思いますので、仙台市近郊にお住まいの方々はぜひ奮ってご参加くださいね!
0 件のコメント:
新しいコメントは書き込めません。