遊べる仕組みのある雑貨は面白いが、下手な仕組みを加えると構造上脆くなるという欠点が生まれる。主に子供が興味を持ったりするのであっと言う間に解体されるだろう。
仕事に忙殺されている常日頃、なぜか用事もないのにデパートのおもちゃ売り場でふと足が止まり、商品をいろいろ眺めながら子供のころに積み木やパズルでよく遊んだことを思い出す。「子供みたいに遊びたいなぁ」とため息。で、今はハロウィンの季節。巷にはハロウィングッズがたくさん並ぶ。そんな中、大人でも気軽に遊べそうなハロウィン向けのボールペンを見つけた。
それは、『LEGO レゴ ハロウィン ボールペン』(フライハイト販売)。メーカーは「ブロック」で有名なデンマークの玩具メーカー・LEGO(レゴ)社。同社のブロックを誰でも一度は触ったこと、見たことがあるのではないか。さて、有名な玩具ブロックメーカーがつくった製品だけに、ただのボールペンでないことはお分かりだろう。
なんと、本体上部が積み木やブロックのようにハロウィン・パーツ(カボチャ、ドクロ、コウモリなど)を組み合せて出来ているのだ。しかも、好みに応じて組み合わせや順番を変えられる。つまり、各パーツに穴が開いており、その穴にペン側の棒を通す仕組みなのだ。
オレンジを基調としたおしゃれなデザインのペンに、カラフルなブロックをいろいろ組み合せるのは結構楽しそう。仕事中はお勧めしないが、仕事の合間、移動の電車の中でなら気晴らしにプレイしてみるのもいいかも。
筆者も試しにやってみた。なるほど、プレイに没頭していると、こんな組み合わせ、あんな組み合わせが頭に浮かび、やってみたくなる。
「たとえば、赤唐辛子を挿してみたらどうか」「鶉の卵もいいかも」「鳥肉とネギを使ってネギマをつくろうか」といったイメージがどんどん湧いてきた(良い子のみんなはあまり真似しないでね)。
ユーザー自身がそれぞれ工夫して、ハロウィンらしく周りの人たちをあっと驚かすような奇抜なボールペンに仕上げてみてはどうか。おしゃれでかわいいデザインなので、ハロウィンが終わったあとも胸ポケットに挿しておくのもいいだろう。
ボールペンでハロウィンしよう!