無駄話題も面白ければ取り上げるので役に立つかは人次第、ときには時間の無駄と思われても知人に教えて輪を広げる。それこそコネタの流儀!

2011年5月18日水曜日

書いて、消して、また書けるクッション

落書きOKは心惹かれるものがありますが、いざやっても良いといわれると興味を失ってしまうのがいたずらっ子。本当に消えるのか確かめるまでが本当の価値のように思えます。

たまに姉が姪を連れて我が家に遊びに来るのだが、そんな日はしっちゃかめっちゃか。お絵かきが趣味の姪っ子が、部屋中をキャンパスにしてはしゃぎ出してしまう。フローリングだったり、壁だったり、クッションだったり。賃貸マンションなのに……。
家には落書きまみれの家具が残されているのだが、誰が後処理をするのだろう? 私だ。

別にそんな時に備えてというわけではないが、面白いアイテムを見つけてしまった。株式会社センチュリーより発売されている『お絵かきクッション Note me(ノート・ミー)』は、“書いて消して、また書ける!! 不思議なクッション”。
要するに、お絵かきして、消して、そして書いて……。そんな風に、繰り返し楽しめるクッションらしいのだ。

お絵かきには、付属の専用ペンを用いる。それでクッションに色々書いた後、カバーを取り外して水で流す。それだけで、クッション上の文字やイラストをキレイに消せるという。その際、洗濯機や洗剤は必要なし。水オンリーで、キレイに洗い流せる。

このクッション、実はスペインのVEINTICUATRODIENTES社が開発した物だという。スゴい事を現実にしたものだ……。そこで、この“書いて消して、また書ける!!”という機能の詳細について、(株)センチュリーの平田さんに話を伺ってみた。
「このクッションに専用ペンで書き込んだ場合、水に流すと消えるんですね。でも、専用ペンで他の物に書き込んでみた場合、それはやはり落ちにくいんです」
クッション素材、カバー素材、ペンの性質の3つがマッチしたからこそ、このマジカルな機能は可能となった。

しかし、自分の目で確認してみないとイマイチ信用できない。そこで例によって商品を取り寄せて、実際に試してみました。
まず、専用ペンで星の絵3つを書き込んだ。そして、比較対象として通常の水性ペンでも星を3つ書くことに。本当に、片方(専用ペンによる星)は消えて片方(水性ペンによる星)は残るのだろうか? 実験です。

画像を見ていただきたい。右側の星(『キン肉マン』のペンタゴンの顔みたいな星)が、専用ペンで書いた方。左側の星(中に線が引かれていない星)が、市販の水性ペンで書いた方となります。
これを早速、お風呂場のシャワーで流してみた。……正直、驚いた。グングン落ちていく、右側の星だけ! イメージとしては、帰宅したOLがマスカラを落としていくサマみたいな。インクが水とともに消えて無くなる様子が、何とも気持ちいい。一方、市販のペンで書かれた星は消えない。少量のインクは流れ落ちている気もするのだが……。
当然、乾いた後は再びお絵かきが楽しめます。その繰り返し! エンドレス!!

そんなこの『お絵かきクッション Note me』は、4月20日より、同社が運営する「白箱.com」にて販売されている。価格は4,980円(税込み)。

ちなみに普通に寝心地も良かったです、スペイン製だけに。インテリアとしても、コミュニケーションツールとしても、どちらの意味でも優良品。気に入りました。