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2011年5月25日水曜日

部屋や車の中に持ち運べる冷・保温庫

喉が灼け、目が霞、熱中症の危険を孕む夏。そこでの一杯はまさにオアシスにたどり着いた旅人のような死活問題です。でも出来れば温いのは勘弁していただきたいものです。

ドリンクはやっぱり暑いときには冷やして、寒いときには熱くして飲みたい。それには当然、冷・保温庫に入れる必要があるのは言うまでもない。ところで、いつでもどこでも冷え冷え、熱熱のドリンクを飲むにはどうすればいいか。冷・保温庫を飲む場所に移動させればいいのだが、そんなことが果たして簡単にできるのだろうか。

そんなニーズを叶えるべく開発されたのが『2電源式コンパクト電子保冷保温ボックス(D-CUBE L)』という製品。温度は缶ビール、清涼飲料などを保冷するのに約3度、缶コーヒー、お茶の保温に約60度まで設定可能。ハンドルとキャスター付きなので、どこにでもスムーズに移動できる。

電源はAC100VとDC12Vの2電源で、部屋のコンセントおよび自動車のシガレットライター用ソケットに取り付けて使う。容量は500ミリペットボトルが10本、1.5リットルなら3本、2リットルなら2本入る。また、稼動音があまり気にならない電子冷却方法(ペルチェ)を採用しているので、書斎や会議室などに置くのにも適している。

さて、この便利そうな冷・保温庫を使ううえでの注意点やメリットを同製品メーカーのツインバード工業に聞いた。
――車で運ぶとき、注意することは?
「車載の場合は必ずDC12V電源で使用すること。そして、急ブレーキや急カーブなどで本体が転がらない場所に設置することです」
――屋外に設置してもオッケーか。
「屋外に設置しての使用は想定していません」

――部屋に置いて飲料などを冷温するメリットとは。
「わざわざ別の部屋(キッチン)まで行かなくて済む所謂マイルーム冷蔵庫になること。また、保冷時では飲料を冷・保温庫に移し替えることでメインの冷蔵庫の容量に余裕ができます。さらに、保温時にはいつでもすぐにホット缶コーヒーなどが飲めます」
確かに夜中などに、熱熱の缶コーヒーやお茶を飲むためにコンビニや自販機にわざわざ買いに行かなくてもいいのはとても助かる。

節電のため自販機の稼動時間の短縮が計画される中、自分のドリンクは自分で冷、保温すべきかも?――もしかしてこれをきっかけにマイルーム冷・保温庫時代が到来したりして(笑)。