食べ物の形をした動物や飾り物ってなんだかもったいなくて食べづらいって思いませんか?出来の良し悪しに関わらず一旦意識しちゃうとね。まあ、人間何かを食べていきてるのでいまさら感はぬぐいきれませんが。
先日、近所の洋菓子店にケーキを買いにいったところ、キュートなハト型のクッキーが売られているのを発見。実はコレ、(社)日本洋菓子協会連合会が全国の洋菓子店に呼び掛けて行っている、「希望のハト」という東日本大震災被災者救済の活動なのだそう。さっそく2枚買ったところ、横に置かれたクリアボックスの募金箱に自分で代金を入れるシステムになっていた。
スイーツ好き、かわいいもの好きな女子にはうれしい試みかも! 私が店内にいるあいだにも、ケーキを買うついでに2枚、3枚と買っていく人が多く、何羽ものハトが飛び立っていったのだった……。
(社)日本洋菓子協会連合会に問い合わせてみたところ、この「希望のハト」クッキーは今年5月頃からスタートした活動とのこと。レシピ&デザインは各店舗が趣向を凝らしており、ピンクのアイシングでハートが描かれていたり、ナッツが入っていたり、ココアとプレーンの2色のハトがいたり……といろんなハトがいるので食べ比べてみるのも楽しそう。
価格も各店舗が自由に設定しているそうだが、おおよそ100円~300円のものなので気軽に募金できるのがうれしい。震災直後にも募金はしたけれど、これだと継続的な支援につながるのでホント、ナイスアイデア! ですよねー。売上は(社)日本洋菓子協会連合会を通して、すべて義援金として被災地に送られるそうだ。
現在、全国で約100店舗が参加しているそうで、義援金も現段階で約200万ほど集まっているという。期間は今のところ、年内を予定しており、その後も継続するかどうかは検討中とのこと。ハトのモチーフにしたのは、欧米では昔からハト=「希望の使者」的な存在であることから。
レジ横やケーキのショーケースの上など、目立つところに置いてあることが多いので、まずは近所のお店をチェックしてみては? 「希望のハト クッキー ●●(お住まいの都道府県)」などのキーワードでネット検索し、地元で参加しているお店を探してみるのもイイかもしれない。
震災から4ヵ月以上が過ぎたけれど、被災地では酷暑の中、まだまだ元の生活が取り戻せず辛い思いをしている人も多い。被災地に直接出向くことはできなくても、こんなにかわいいクッキーで支援ができると思うとちょっと気持ちが和らぐ気も……。私も近所でいくつかの参加店を発見したので、日々のおやつや手みやげに利用していきたいと思います!
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