布物製品でも熱気に対して考える企業が沢山あるみたいですね。元から冷却率を高めたものから保冷製を重視したものまで。まさかファンシー路線で来るとはおもいませんでしたが・・・。
節電の暑い夏はまだまだ続く。そんなうんざりな気分のとき、冷たい触り心地のぬいぐるみはどうか。ペンギン、白クマ、そしてなぜかパンダがあなたを癒しならぬ「冷やし」を与えてくれる。
その名も、『冷えぐるみ』(ウィズより発売)というから、興味をそそる。一見ただの可愛いぬいぐるみなのだが、
「冷えぐるみには、高吸水性ポリマーが内蔵されています。水を含んだ状態で、冷蔵庫または冷凍庫で冷やすことで、冷たさが持続するという仕組みです」(ウィズ)という。
ちなみに以前紹介した首に巻くことで体を冷やす『ひんやりスカーフ』も、『冷えぐるみ』と同じように内蔵ポリマーが水分を吸収することで保冷効果を上げる仕組みである。
では早速、ポリマー入りペンギンで冷え効果を試してみた。
まず、水を張った洗面器に40秒くらい手もみしながら漬ける。すると、ぺったんこだったぬいぐるみがプクプクと太って、立体感が出てくる。この状態にしたのち、軽くタオルで表面に付いた水を拭って、冷凍庫に約1時間入れた。どうでもいいことだが、冷凍庫にペンギンってとてもお似合いであることに気づいた。
さて、冷え、冷えのペンギンを頬にスリスリしてみると、
「う~ん、クール、クール」
ヒンヤリとした肌触りが気持ちよく、暑さを和らげてくれる。体長20センチくらいの小さなぬいぐるみだが、「冷やし効果」は侮れない。ちなみに、温度計でぬいぐるみの外側の温度を測ってみると「15度」。肌に直接当てる温度としてはこのくらいが調度いいのだろうか。
使用後も縮むことなく、ぬいぐるみの体型は変わらず。なので、デスクに置いてふつうに観賞用の可愛いぬいぐるみとしても使えた。こうして見ると、冷やしだけでなく癒し効果もあるかも。なんとも愛嬌のあるゆるキャラである。
可愛いぬいぐるみが好きな人には、冷やしタオルの代わりに『冷えぐるみ』で体を冷やすことをお勧めします。
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