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2011年6月15日水曜日

ふりかけスナック菓子『ふりサク』を「ご飯のせ」「お茶漬け」で食べてみた

固定観念を意外な方向から破砕するお菓子の新機軸。その概念すら覆いつくす、これもまさか飯友と呼ばれるご飯の夜明けなのだろうか。ブームの複合も時には良い物ですね。

「ごはんにかけてもそのまま食べても」がキャッチコピーのスナック菓子が発売された。キャッチコピーそのままにスナックとして食べるのはもちろん、「“ご飯のお供”にちょい足しお菓子」!? と謳っている(株)東ハトの新感覚ふりかけスナック『ふりサク』。ラインナップは「のりたまご味」と「梅しそ味」。

どうしてこんな商品をつくってしまったのか……、東ハトさん教えてください!
「お金のない学生時代に、よくスナック菓子をご飯にふりかけて食べていたことから、自分と同じような人が結構いたんじゃないだろうか? と、いつか商品化できたら面白いなと考えていました。昨今の“食べる調味料ブーム”、“お弁当作りブーム”よるふりかけ需要の背景から、今こそ商品化のチャンス! と開発を急いで進め発売にいたりました」

開発チームで、自社のはもちろん、他社の様々なスナック菓子をご飯やパスタにのせて食べ比べをおこない、料理との食べ合わせに最適な味、食感、形状を検証していった結果、以下のことがわかったのだという。
・味について:塩加減の強いものほど相性が良く、油分の強いものほど相性が良くない
・食感について:クリスピーなものほど、ご飯やパスタとの食感の差を生み、連食性をアップさせる
・形状について:一粒が小さいこぶりなものや、チップス形状の幅広で包みやすいものが、料理と味が絡みやすく、こぼれにくく食べやすい

「これらの検証結果をもとに、料理に最も合うスナック菓子を目指し、商品を設計しました」

「通常のスナック菓子より、やや濃い目の味付け」「ノンフライ製法を採用し油分をカット」「ほどよくクリスピーなサクサクな食感」「料理に絡みやすい、こぶりなサイズ」「小さな粒がくっついた、ほぐして食べたり、包んで食べたり料理ごとにあわせて食べ方を選べる形状」の要素を織り込み、本商品は完成した。また、パッケージは卓上に立てて置けるようなデザインに。

あの、いまさら聞くのもなんですが……、“そのまま”と“料理のお供”、どちらをおすすめしますか?
「“料理のお供”をおすすめします。

ご飯の上に『ふりサク』をのせて、ご飯を包むように食べる。お茶漬けには、あられのよう細かくして、お茶をかけて少しふやけさせて食べる。パスタやサラダには、クルトンのように細かくほぐしてかけて食べる。などなど、ふりかけるものにあわせて、包んで食べたり、ほぐして食べたり、最適な食べ方を探してください。個人的には、炊きたての温かいご飯と一緒に食べるのが一番すきです」

というわけで“料理のお供”で食べてみた。まずはやっぱり「のりたまご味」を炊き立てのご飯にのせて。まさにふりかけのような感じだけど食感はサクサク。思いのほか!? 違和感がない。おつぎは「梅しそ味」をお茶漬けに入れて。おすすめどおり「あられのよう細かくして」。「梅しそ」の酸味がいい感じで利いていてお茶漬けにぴったりだった。

最後にひと言お願いします!
「ご飯のふりかけやお茶漬けはもちろん、お弁当、パスタ、サラダ、ラーメン、ピザなど、色々な料理に『ふりサク』をトッピングして、自分だけの新しいおいしさを発見してほしいと思います」

『ふりサク』は6月13日(月)より発売。「自分だけの新しいおいしさ」をぜひ発見してほしい。