無駄話題も面白ければ取り上げるので役に立つかは人次第、ときには時間の無駄と思われても知人に教えて輪を広げる。それこそコネタの流儀!

2011年7月29日金曜日

水洗いできて、丸めて持ち運べるキーボード

空中に浮いたパネルを押すような近未来的なキーボードが夢見る者としてたとえ僅かな進歩でも人類が歩んでくれるなら本望である。

仕事柄、家にいるときはパソコンをONにしっぱなし。それから一日の生活が始まるといっても過言ではない。
要するに、使用頻度がハンパないのだ。だからこそ、キーボードの汚れもハンパない。もう、誰もが思っているのではないか? 「コレ、丸洗いできたらいいのになぁ……」。

できるんです! サンワサプライ株式会社から発売されている“シリコンキーボード”は、思いっきり水に流すことができる。

これは、もちろんシリコン製。ケーブル・コネクタ部分以外は防水仕様になっているので、飲み物などをこぼしても簡単に水洗いができるし、故障の不安もない。
またアルコールでの消毒も可能なので、いつも衛生的に保つことができる。病院や公共施設、汚れやすい工場等での使用にもオススメだ。

そこで、野暮な質問だが同社に伺ってみた。このようなキーボードを開発したきっかけは?
「パソコン作業は、何かを飲みながら……という方が多いと思います。しかし、飲み物がキーボードの中に入り込んで壊れてしまったら大変ですよね。そこで、この“シリコンキーボード”を開発いたしました」(同社・担当者)
キーボード全体がシリコンでできているので、手触りはゴムのような感触だという。

そして、もう一つの利点も。
「お客様から当社に様々なご要望をいただくのですが、『持ち運びしやすいキーボードが欲しい』という声が多かったんです」(担当者)
何度も言うが、このキーボードはシリコン製。だからこそ伸縮性がある。丸められるし、折り畳むこともできる。要するに、コンパクトに収納・持ち運びができるのだ。

そんな“シリコンキーボード”は、現在2種類が発売されている。昨年7月に発売された「400-SKB013」(税込み1,980円)は、USBで接続するデスクトップパソコンに適したヴァージョン。そして今年の5月に発売された「400-SKB018」(税込み5,980円)は、iPhoneやiPadに向いているBluetoothのキーボード。

iPhoneやiPadのユーザーには多いのではないか? 操作性に四苦八苦している人が……。しかし、コレならば手軽に持ち運べて、手軽に繋げて、手軽に打ち込むことができる。
「Bluetoothの方はクルクルッと丸めて、背広のポケットに入る大きさとなっております(幅215ミリ、奥行き80ミリ、厚さ10ミリ)。ですので、取材先で長い文章を書くライター業の方に重宝していただいております」(担当者)
ムムッ。そうですか! それは聞き逃せない……。

そしてUSB方式のヴァージョンも、持ち運びに最適。
「こちらも非常に薄いキーボード(幅408ミリ、奥行き135ミリ、厚さ8ミリ)になっておりますので、丸めてカバンに入れてもかさばらないです」(担当者)

そんな“シリコンキーボード”「400‐SKB013」と「400‐SKB018」は、共に同社直営のオンラインショップ「サンワダイレクト」(楽天市場・Yahoo! ショッピング・Amazonマーケットプレイス)のみで販売されている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。

気になる方は、コチラの動画も参照していただきたい。もう、バームクーヘンかと思った。しかし、広げてみるとキーボード。
「ライターに重宝されている」なんて言われたら、個人的にも要チェックです。