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2011年7月1日金曜日

ソーラー発電で風車を回してみた

子供の頃、理科の実験でソーラーパネルの小さいのを使って玩具の自動車を動かしたのを覚えてる。まあ、自家発電が良く出来る天候でもそれもまた困るのだが。

自然エネルギーへの注目度が一気に高まっている昨今。夏場とくに期待されるのが太陽の力、つまりソーラー発電だろう。そこで、日差しの強い晴天の日を選んで、ソーラー発電を体験してみることにした。

といっても、自宅の屋根にソーラーパネルを貼って家電製品を動かすわけではない。もっと簡単にできるアイテムがある。それは、ソーラー発電の原理で動くおもちゃ『ミニソーラー風車』(イーケイジャパン製)。同社のソーラー工作キットシリーズのひとつで、付属パーツを使って自分で組み立て、そして太陽の光に当てて動かして楽しむというものだ。なお、ソーラーで発電した電気を蓄電して動かすシステムは搭載していないのであしからず。

さて組み立て開始。まず、台座に柱をねじ込む。つぎにソーラーパネルを積んだ本体部分を柱に取り付け、最後にプロペラを挿して完成。ここまで、とても簡単な作業である。問題はちゃんと動くかどうか。

実験日は30度を超える暑さ。日差しは強く、ほぼ無風状態でかなり蒸し蒸しする。こんな日は例年なら当然クーラーをつけるところだが、節電のために我慢、我慢。暑がりの筆者としては快挙。首に水で濡らしたタオルを巻きながら、一日中汗だくで部屋にいることに成功した。

そんなことはさておき、『ミニソーラー風車』を持って日中ベランダに出てみた。日陰に置いたとき、プロペラはピクリとも動かないが、日向に置くとすぐにプロペラが勢いよく動き出した。小さいながらソーラーパネルの感度は良好のようで、パネルの3分の1程度にしか光を当てなくても問題なく動いた。

ほかに、同社からソーラーで動くおもちゃとして『ソーラーかもめ』『スーパーソーラーカー』『ソーラートレイン』『ソーラーミキサー車』などたくさん種類があるので、自分の趣味・嗜好に応じて選んでもらいたい。

今年の夏は手ごわそうだが、強い日差しはソーラー発電に最適。暑さを生かして、発電実験してみるべし!